なんの会社でしょう?
都市計画と交通計画を中心としたプランニングコンサルタントです。人々のより良い暮らしの実現に向けて、都市や交通の整備・開発、運営などへの技術的な解決策を提案しています。これらに加えて、国内は産業振興や観光、海外は経済産業政策、環境にも力を入れています。
仕事のやり方は?
プロジェクトマネージャー(PM)を中心に数名のチームでプロジェクトに取り組みます。案件に応じて、外部の専門家や同業他社の人材なども加え、柔軟にチームを編成します。
海外ではひとつのプロジェクト規模が大きく、扱う分野も広いため、専門分野の異なる数社でJVを組み、数十名からなる調査団を編成する場合もあります。
各自がコンサルタントとして確たる専門領域をもち、複数のプロジェクトチームに参加しながら、業務にあたっています。
どんな相手と仕事をするのですか?
国内は、自治体・公的機関と民間の比率が約3:1です。海外では、JICAをはじめとする国際機関からの受注が多くを占めています。
受注する案件には、クライアント以外にも多数のステークホルダーが存在します。海外では相手国政府の役人や自治体の職員、国内では受益者である住民と直接関わることも少なくありません。プロジェクトを円滑に進めていくためには調査・プランニングだけでなく、こうした多様な主体との膝をつき合わせた協議から、着地点を探ることも重要な業務のひとつです。
ユニークな点は?
国内外の事例研究や学術論文の発表・レビュー、国際機関との共同研究などを通じて、知識の体系化を図る目的でR&Dセンターを設置しています。
情報交換や研究を目的とした社内外での勉強会や交流会の企画・運営も盛んです。
また、専門的で複雑になりがちな調査結果をわかりやすく伝えるデザイン性を重視する当社は、専門のセクションを設けており、広報物全般のデザインを手がけています。
社風としては?
プロジェクトごとのチームで動くので、業務上の社員同士は対等の関係です。チームでのディスカッションも活発に行われ、お互いエキスパートとしてフラットな立場で議論し、より良い課題解決策を追求します。また、年齢・役職に関わらず名前で呼び合うフランクな関係のなかでは、年長者が妙に若々しく、年少者は老成して見えるかもしれません。 社員同士の交流は仕事以外でも盛んで、社内行事による部署間の交流も活発です。